府中明郷学園７年生へ向けて、VR工場見学会を行いました。
弊社と府中市にある高橋工芸株式会社との２企業でVR工場見学を実施しました。

毎年、弊社に工場見学へ来て下さるのですが、コロナ禍で実際に足を運んで頂くことが難しい状況でした。加えて、生徒たちは一人一台Chromebookを持っているため、それを活用した取り組みとしてVR工場見学を企画・実施しました。

弊社からは会長が学校に出向き、説明を行いました。
会社や工場内を360°カメラで撮影した映像を準備し、生徒各自がPCで視聴。
生徒たちは思い思いに手元の映像を動かし、会社や工場の内部を熱心に見学しました。
静止画を見たり、大人数でPC利用したりせず、各自のPCで自分の興味のある部分を選択して見ることが出来たため、生徒たちの積極性がとても高く感じられました。

途中、映像を止めて「何か質問はありますか？」投げかけてみると、驚くほど沢山の質問が出てきました！
「発想のヒントはどこからくるのですか？」
「これを作るのにいくらかかりますか？」
「これを作るのに時間はどれくらいかかりますか？」などなど…
生徒たちは来年度４月から（８年生時）模擬会社を設立するため、意識高く、一歩踏み込んだ視点で工場見学を行ってくれたのだと思います。とても嬉しいです！
（先生たちも驚きを隠せない様子でした…！）

生徒たちからは、「面白かった！」「工場に直接行ってみたい！」と感想をもらっています。
コロナが落ち着いたら、是非来てくださいね！お待ちしております！

▼SDGs実現のための取り組み

危険を伴った場所や、衛生上立ち入ることが難しい工場などにも適用でき、自分の目線で見学が進められるため、VR工場見学は色々な人たちが企業に興味を持つきっかけとしてとても有効であると感じています。

また、ICT教育活動の一環として、VR工場見学を活用して地元の企業を知ることや、子ども自身がVR動画を撮影・製作するなど、様々な展開が期待されると考えています。

今後も地域活性の一助となるような企画に積極的に参加していきます。